来年度から神戸大学に消化器内科が初めて誕生することになり、現在、来年度に向けて人材確保を進めているところです。その際、若い先生方は何を大学に求めているのか?大学の使命は?ということを考えさせられます。大学はもちろん教育機関であり、学生、研修医教育が基本にあります。また、附属病院を持ち、高度先進的な医療を提供する医療機関であり、さらに、キャリアアップとして、基礎的、臨床的研究をする研究機関でもあります。この3者をバランス良く整備し、かつ魅力ある教室作りをしないといけないと考えています。私は、昨年2月に赴任してこの1年半、教育の核として井口特務教授を、臨床の核として久津見助教授と森田助手を、研究の核として吉田助手を新たにスタッフとして増員することが出来ました。来年度からは、旧第二内科の消化器内科の先生方と共に、神戸大学医学研究科内科学講座消化器内科学分野を立ち上げることになります。このブログやホームページでも紹介していますように、まず、大学院大学として多くの大学院生に来ていただくために、臨床及び基礎研究を幅広く整備しているところです。是非、消化器内科医を志望する多くの方が、私たちとともに夢を追いかけ、実現していく仲間に加わっていただきたいと願っています。今週末はさすがに出張は無くゆっくり出来るはずでしたが、明日、宮崎大学医学部から共同研究のサンプルが届くため、待機して、サンプルの処理だけして休みます。